伊豆大島 2009年5月30日〜31日

 黒潮が南へ遠ざかってしまい、大島周辺は水温が上がらず、南方系の季節回遊魚があまり入ってきていません。丸々と太ったイサキが度々視界を横切るのですが、濁っているので大きな群れが見えるわけでもなく、海底の小さな生き物たちを中心に観察することになります。数多くのウミウシ類がそれぞれ大きくなって写真を撮りやすくなりました。毎度観察しているコウリンハナダイを、今回やっと撮影できました。ナガシメベニハゼは、今回じっくりと観察できましたが、なかなか臆病で写真撮影は大変そうです。ムラサキズキンベニハゼもいるそうですが、なかなか姿を見せてくれません。
1日目
Dive No.
602
 
Date:
2009-05-30
Location:
伊豆大島 秋の浜
Dive Time
Entry Time: 11:39
Exit Time: 12:31
Bottom Time: 52min.
Depth
Max: 36.3m
Avg: 15.7m
Deco Stop:
3 M: 0min.
6 M: 0min.
Breathing Gas
Start Gauge: 200
End Gauge: 52
p PO2:
Temperature
Bottom Temp: 17.2
Surface Temp: 17.2
Air Temp: 19
Condition
Weather: くもり
Visibility: 5〜8m
Wave Current: うねり2m、流れ強
Equipment
Tank:
Weight Belt: 8.0Kg
Ankle Weight: Kg
Body Protection:
Mares Isotherm 6.5mm semidry one-piece + 6.5mm hood
Computer:
Oceanic Atom 2.0 + transmitter
Other Equipments:
Olympus E-410 + PT-E03, Zuiko Digital 14-42mm, INON D-180S
Memo:
エントリー口は少々うねりが強く、浅場ではかなり揺られます。おまけに濁りと浮遊物で視界は8mほど。決して良いコンディションとは言えません。ところが、それはほんの序の口でした。-15m以下まで潜ると右からの強い流れがあり、さらに-25m以下になると今度は左から強い流れが来ました。匍匐前進とまでは行かないものの、途中から海底すれすれを這うように進んで、ようやくアサヒの根のトップに辿りつくと、今度は深場へ向けてさらに強い沖出しの流れです。ガイドの有馬さんは、その時点で他のゲストにナマハゲミノウミウシを案内して、それより先への潜行は取り止めたようでした。せっかくアサヒの根の入り口まで来たので、私は少しだけ値の中まで進んでオシャレハナダイを探してみました。しかし、ほんの10mほど進んで水深も2mほど下がっただけで、深みへ引き込まれるように益々流れが強くなり、オシャレを探すどころではなく、見つけたサカナもイズカサゴくらい。エアーも無限圧限界も十分に残っていることを確認し、ゆっくりと浅場へ戻りました。これまでおそらく200回以上秋の浜へ潜った中で、もっとも厳しい条件のダイビングでした。

オキゴンベ

ジョーフィッシュ
 

Dive No.
603
 
Date:
2009-05-30
Location:
伊豆大島 秋の浜 正面際
Dive Time
Entry Time:
14:39
Exit Time:
15:35
Bottom Time:
56
min.
Depth
Max:
35.1
m
Avg: 17.0m
Deco Stop:
3 M: 5min.
6 M: 0min.
Breathing Gas
Start Gauge:
190
End Gauge:
66
p PO2:
Temperature
Bottom Temp:
17
Surface Temp:
17
Air Temp:
21
Condition
Weather:
くもり
Visibility:
5〜8m
Wave Current:うねり1m、流れ少々
Equipment
Tank:
Weight Belt: 8.0Kg
Ankle Weight: Kg
Body Protection:
Mares Isotherm 6.5mm semidry one-piece + 6.5mm hood
Computer:
Oceanic Atom 2.0 + transmitter
Other Equipments:
Olympus E-410 + PT-E03, Zuiko Digital 14-42mm, INON D-180S
Memo:
潮が引いてうねりも小さくなり、流れも収まっていました。しかし、透明度は相変わらずです。-35mの岩壁の下では、ハリダシエビスラベンダーウミウシフタイロハナゴイ、壁の上でマトウダイ、落っこちそうな岩の下あたりではビシャモンエビシロタエイロウミウシ、丸々と太ったイサキ、段落ちでアカイソハゼトウシマコケギンポミサキスジハゼ、真っ赤に婚姻色を出しているイトヒキベラ♂があちこちで見られました。

ラベンダーウミウシ

マトウダイ

フタイロハナゴイ
ビシャモンエビ
ビシャモンエビ
シロタエイロウミウシ
シロタエイロウミウシ
アカイソハゼ
アカイソハゼ
 
2日目
Dive No.
604
 
Date:
2009-05-31
Location:
伊豆大島 秋の浜 正面際
Dive Time
Entry Time:
09:36
Exit Time:
10:36
Bottom Time:
60
min.
Depth
Max:
43.3
m
Avg:
16.2
m
Deco Stop:
3 M:
5
min.
6 M:
0
min.
Breathing Gas
Start Gauge:
201
End Gauge:
54
p PO2:
Temperature
Bottom Temp:
17
Surface Temp:
17
Air Temp:
19
Condition
Weather:
晴れ
Visibility:
5〜8m
Wave Current: 波静か、流れ弱
Equipment
Tank:
Weight Belt:
8.0
Kg
Ankle Weight: Kg
Body Protection:
Mares Isotherm 6.5mm semidry one-piece + 6.5mm hood
Computer:
Oceanic Atom 2.0 + transmitter
Other Equipments:
Olympus E-410 + PT-E03, Zuiko Digital 14-42mm, INON D-180S
Memo:
 -43mの亀裂にムラサキズキンベニハゼがいるそうなのですが、やはり今回は出ていませんでした。ナガシメベニハゼは石田さんに教えてもらって、しっかり観察できました。しかし、穴の天井で入り口が狭く、今回は撮影断念。15cmくらいの立派なキビレマツカサがいて、結構手前まで出てきてくれたので撮影してみましたが、見事に後姿になってしまいました。トサヤッコはばっちり撮れました。-25mくらいの窪みでも、ナガシメベニハゼを見つけました。しかしライトを当てると亀裂に隠れてしまい、結局は叶わず。シロボシスズメダイの幼魚はブルーの体色がだいぶ褪せてきて、成魚に近くなってきました。

キビレマツカサ

トサヤッコ

落っこちそうな岩の下あたりでキイロイボウミウシ、イガグリウミウシを見つけました。

キイロイボウミウシ

イガグリウミウシ

段落ちでは、これまで何度撮影してもなかなか上手く光が当たってくれないルリハタを相手に苦戦していると、すぐ横では他のダイバーたちがミスガイを囲んでいました。壁の前のゴロタには、あちこちで真っ赤に婚姻色を出したイトヒキベラや、お腹の大きなメスをしつこく追い回すネンブツダイの♂が見られました。壁の上の方では、ヒブサミノウミウシが居ました。 エキジット直前に海底の岩をめくっている石田さんに呼ばれて行ってみると、3cmほどのタナバタウオの子供がいました。

ルリハタ

イトヒキベラ♂婚姻色

ネンブツダイ♂♀

ヒブサミノウミウシ
 

Dive No.
605
 
Date:
2009-05-31
Location:
伊豆大島 秋の浜 右のゴロタ斜面
Dive Time
Entry Time:
12:26
Exit Time:
13:30
Bottom Time: 64min.
Depth
Max:
36.0
m
Avg:
13.3
m
Deco Stop:
3 M: 0min.
6 M: 0min.
Breathing Gas
Start Gauge: 200
End Gauge: 54
p PO2:
Temperature
Bottom Temp: 18
Surface Temp: 18
Air Temp: 21
Condition
Weather:
晴れ、時々くもり
Visibility:
8m
Wave Current:
波静か、流れ弱
Equipment
Tank:
Weight Belt:
8.0
Kg
Ankle Weight: Kg
Body Protection:
Mares Isotherm 6.5mm semidry one-piece + 6.5mm hood
Computer:
Oceanic Atom 2.0 + transmitter
Other Equipments:
Olympus E-410 + PT-E03, Zuiko Digital 14-42mm, INON D-180S
Memo:
昼食後の2本目は、コウリンハナダイを求めて右のゴロタ斜面へ向かいました。 透明度は相変わらずですが、陽射しが入ってくるのでずいぶん気持ちよく泳げます。 目的地へ着いて前回観察した岩の周囲を見ても、それはなかなか見つかりません。ふと海底の岩陰をみると、キンチャクダイの幼魚がいました。もう一部に青い縦縞が現れ始めています。無限圧潜水限界も迫ってくる中、やっとのことで石田さんがコウリンハナダイを見つけてくれて、大きな根の間に上手く追い込んで撮影大会となりました。イマイチ鰭を広げていないけれど、今回はこれがベストショットです。

キンチャクダイyg

コウリンハナダイ

テングダイ

斜面に沿って浅場に戻る途中では、大きな岩陰にテングダイが1匹いました。ソウシでもいないかな〜、と隙間を片っ端から覗いてゆくと、50cmくらいの大きなイタチウオの姿も。定番のコケギンポsp.を見て、次に石田さんが見せてくれたのはヤマドリの♂でした。大島ではあまり見かけません。段落ちから右へ回り込んだ-5mの壁では、2cmほどのハナミドリガイを見つけました。

ヤマドリ♂

ハナミドリガイ
 
 

使用器材

BCD

Mares Frontier BCD

 
レギュレータ

Oceanic EOS FDX-10, TUSA Duo-Air SS700

マスク

CressiSub Big Eye

フィン

CressiSub Pro Lite

スーツ

Mares Isotherm 6.5mm semidrysuit

カメラ

Olympus E-410 + PT-E03

Zuiko Digital ED 14-42mm

INON D-180S

コンピュータ

Oceanic Atom 2.0 + transmitter

 

Travel Data

日付 行程 費用 備考
       
       
 

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