| Zeagle Brigade
BCD
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14th August 2006 |
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国内・海外の遠征時用の軽量コンパクトBCDとして、Zeagleのバックフロート型BCD”Brigade”を購入しました。これまで遠征時にはSeaQuestのExplorerを使っていて、圧倒的な軽さと収納のコンパクトさには満足だったのですが、肩ストラップが調整できないために、ウェストのバンドだけではフィット感がイマイチだったのと、カメラや各種アクセサリー類を繋ぎ止めるDリングが1箇所しかなく不足していたのが不満でした。その一方で、外部ストロボなどのカメラ器材も増え、少しでも器材を軽くコンパクトに抑える必要が増して来ました。 そんな中、Webで軽量コンパクトなBCDを探すうちに、Zeagle社製の”Brigade”を見つけました。器材の製品動向に詳しい方でも 「え?何、それ?」と思われるかもしれません。このモデルは同社のバックフロート型で人気のBCD ”Ranger”のハーネス&ストラップに、同社の軽量コンパクトBCD ”Escape”の気嚢を取り付けたハイブリッドモデルで、米国テキサス州のScubaToys社限定のオリジナルショップブランドだったのです。価格は$399.95、UPSの送料$74.03、関税¥2,400 と消費税¥1,600 を併せても6万円以下で入手できましたから、なかなか良い買い物だったかなと満足しています。
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ハーネス&ストラップ このBCDが軽量かつコンパクトに収納できる最大の要因は、嵩張って重くなりがちな樹脂製のタンクハーネスがなく、厚手のナイロン製のソフトハーネスを採用しているためでしょう。また、このBCDは、ソフトハーネス、カマーバンド、ショルダーストラップ、気嚢が別々のコンポーネントになっており、それぞれがストラップやベルクロ、またはプラスチック製のビスで接続される構造になっています。RangerのハーネスとEscapeの気嚢を組み合わせるのも、こうしたメカニズムだからこそ可能だったのでしょう。 ダイバーのウエストを取り巻くカマーバンドは、左右それぞれを7.5cmずつ、合計15cm延ばすことができ、今回購入したSサイズだけでも、ウェスト 60cmから100cmくらいまで幅広い体型やスーツに確実にフィットできそうです。
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![]() ↑ ソフト素材のタンクホールド
↑ カマーバンドの調節代、左右各7.5cm |
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インフレータ&排気バルブ インフレータホースは、他社製と比べて若干細めで素材も柔らかく、やや頼りない感触です。インフレータホースの付け根にはオーバープレッシャーバルブもあって、ホースを 引くとそのバルブから排気できます。排気の抜け易さは、標準的な感じでした。 このほかにも左右両側の気嚢の下端にも排気バルブがあって、ヘッドダウンの状態ではそこからも排気できます。左右の気嚢の下端は繋がっていないので、姿勢によって右か左か高い位置のバルブを考えて選ぶ必要があります。
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水中バランス バックフロート型のBCDは、文字通りエアが背中側だけに膨らむため、脇から腹部にかけては気嚢がなく、ダイビング中の水中でのダイバーの上半身と腕の動きが自由です。このため、ベテランダイバーやカメラ派ダイバーに根強い人気があります。 ソフト素材のタンクホールドはフィット感が心配でしたが、実際に使ってみると、かなり浮き気味になったアルミタンクでもしっかりと背中に密着して、フィット感は常に良好でした。 一方で、水面では背中側に浮力が偏るため、ダイバーはうつ伏せの姿勢になり易く、緊急の際にもダイバーの上半身を水面上に持ち上げにくいとの指摘もあります。
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アクセサリーアタッチメント このBCDには左右のショルダーストラップにそれぞれ2箇所ずつ、左右のポケット下に1箇所ずつ、計6箇所に大型のステンレス製Dリングが用意されています。また、左右のカマーバンドと、気嚢の左右下端に補強されたグロメットが開いており、カラビナーなどを引っ掛けることができます。これだけあれば、カメラや水中ライト、メモ、その他数々のアクセサリーやツールがあっても、取り付け場所に困ることは無いでしょう。
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ウェイトポケット このBCDには左右に大型のポケットが備わっていますが、そのポケットの内側にウェイトを入れる専用のポケットがあります。そのウェイト専用ポケットはファスナーを閉めるとタブが後ろに行き、BCDを背負った状態ではなかなか手が届きにくいため、ダイビング中に汎用のポケットと間違って開けてしまうことはないでしょう。しかもそのポケットの底は開いていて、赤く目立つリリースハンドルから繋がっている一本の樹脂製の紐 (写真赤色)だけで閉じられています。このため、そのリリースハンドルを強く引いて紐を引き抜くと、ウェイトポケットの底が完全に開放され、中のウェイトをワンタッチで落とすことができるという仕組みです。最近は米国製のBCDを中心にこのようなウェイト収納の仕組みが流行っているようですが、 私はあまり使いません。ポケットに重いウェイトを入れてしまうと、器材を背負ったり降ろすときに重くなり、腰への負担が心配です。 ならば、ウェイトポケットにもアクセサリー類を入れて使おうかと考えると、今度はポケットの底が閉じていないために収納の役を果たさず、ファスナーの開閉もあえて不自由に位置しているため、役に立ちません。考えた末、私はこのウェイトポケット内に緊急用のシグナルフロートを入れておくことにしました。シグナルフロートは折りたたんだ状態で1kgのウェイトと同じくらいの大きさですが、リリースハンドルを引き抜いて底を開放しても落とさないよう、ベルクロのテープを使ってウェイトポケットの内側に貼り付けました。万一漂流した際には、たっぷりと時間はあるはずなので、水面でゆっくりとウェイトポケットからこのフロートを取り出せば良いことでしょう。
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![]() ↑ ウェイトポケットの底(下から) ↓ 緊急用シグナルフロート
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メンテナンス ソフトハーネス、ショルダーストラップ、カマーバンドなどは、1000 デニールという少々ゴツいものの丈夫な素材です。嵩張りがちな気嚢の方は、もう少し薄くて軽い420 デニールという素材です。ポケット類も水が溜まることはなく、ダイバーの背中に接する部分のパッドにも余分な水を含むスポンジ類はないため、ダイビング後の水切れは良い方でしょう。水中バランスの項でも触れましたが、逆U字形の気嚢の左右下端が分離しているため、気嚢の内部を真水ですすいだ後は上下を逆さに吊るして干すのが良さそうです。 |
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